夏から秋にかけて、和梨の登場を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。最近はみずみずしい和梨の味わいを楽しめるアイスも多くなり、リアルな果物の代わりにアイスで手軽に味わえるようになってきました。2025年の夏も、コンビニやスーパーには魅力的な梨アイスが揃っています。
定番人気のサクレやガリガリ君シリーズをはじめ、セブンプレミアム、ローソンのUchi Café、ファミマルといったコンビニブランド商品など、今年は特に充実したラインナップとなっています。
どれも「梨アイス」と名がつくものの、価格帯は大きく異なり、実際の味わいや食感もさまざまでした。果肉がゴロゴロ入った贅沢仕様から、すっきりとした氷菓タイプまで、個性もそれぞれです。
そこで今回は、2025年夏に発売されている和梨アイス5種類を実際に食べ比べ、味・食感・コスパの観点から徹底比較。それぞれに独自目線の5段階評価と「最も和梨を感じるアイスランキング」を実施しました。
もはや本物の梨を食べなくても満足してしまうのでは……そんなリアルな和梨アイスの魅力をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
2025年夏の注目和梨アイス5選
今回比較検証した和梨アイスは、以下の5つです。
- フタバ食品「サクレ梨」
- 赤城乳業「ガリガリ君 梨」
- セブンプレミアム「まるで和梨」
- Uchi Café「日本のフルーツ 広島県産豊水」
- ファミマル「とろける食感ぎゅっと梨」

フタバ食品「サクレ梨」
ファミリーマート限定・期間限定 173円(税込)
果肉15%使用、ゴロゴロした果肉の食感が特徴

赤城乳業「ガリガリ君 梨」
期間限定 86円(税込)
果汁2%使用、純粋で作った氷を使用し、すっきりとした味わい

セブンプレミアム「まるで和梨」
セブン-イレブン限定 192円(税込)
幸水・豊水の果汁を52%使用、2層構造で食感を再現

Uchi Café「日本のフルーツ 広島県産豊水」
ローソン限定 268円(税込)
果汁・果肉30%使用、梨果肉ソースとアイスで構成

ファミマル「とろける食感ぎゅっと梨」
ファミリーマート限定・期間限定 200円(税込)
長野県産梨果汁60%使用、アイスキャンディーとジェラートの2層構造
それぞれ異なるコンセプトと製法で作られており、価格帯も86円から250円超と幅が広いです。それでは早速、一つひとつ見ていきます!
フタバ食品「サクレ 梨」
商品概要と特徴
フタバ食品の「サクレ 梨」は、国産の和梨果汁を使用したかき氷の中に、角切りの梨果肉を入れたカップ形状の氷菓です。梨果汁・果肉を15%使用しています。
今年2025年版では、果肉の量が増量されており、ゴロゴロ感がさらに強化。実際に食べて確認してみます。
明らかに去年よりも果肉がデカくて多い…もはや梨1個食べてるのと同じ満足感

蓋を開けて裏についたシロップをなめてみると、まるで梨の蜜を凝縮したような甘みが口いっぱいに広がります。氷にもシロップの甘みがしっかりと染み込んでいます。

「サクレ 梨」の最大の特徴は、カップの中にたっぷりと入った大きめの梨果肉。ゴロゴロとした存在感のある果肉が、氷と一緒に口の中でシャリシャリと音を立てます。量的な氷と果肉のバランスは「50:50」くらいでしょうか。氷の粒感と食感は少しドライなみぞれのようで、スプーンですくったときの「シャリシャリ感」が心地よいです。凍った梨の果肉のシャキッとした食感とマッチして、噛みしめる時の心地よい響きが癖になりそう。
熟した梨の蜜をぎゅっと絞り込んでカップいっぱいに注ぎ込んだような贅沢な味わいで、味の濃さは5種のなかで一番でした。容量も200mlとビッグサイズ。果肉もふんだんに入っているので、食べ応えたっぷり。梨1個を食べたのと同じくらいの満足度があります。
フタバ食品「サクレ 梨」を独自目線で評価!
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
和梨らしさ | ★★★★★(5/5) |
甘みの強さ | ★★★★★(5/5) |
食感のよさ | ★★★★★(5/5) |
コストパフォーマンス | ★★★★☆(4/5) |
総合満足度 | ★★★★★(5/5) |
フタバ食品「サクレ 梨」は、今回比較した5商品の中で、味わい・食感ともに最も本物の梨に近いと感じました。本物の和梨の果肉をたっぷり使用し、適度な水分量の氷と組み合わせることで、みずみずしく甘みたっぷり、それでいてスッキリ食べられるアイスになっています。200mlという容量に対して173円という価格設定も嬉しいポイント。物価高騰のなか、もしかしたら本物の梨を1個買うよりも安価に、しかも手を汚すことなく楽しめそうです!
【商品情報】価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報

フタバ食品「サクレ 梨」はファミリーマート限定・期間限定商品です。販売価格は173円(税込)です。
【栄養成分表示 ※1個(200ml)当たり/表示値は目安】
エネルギー | 126kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 31.5g |
食塩相当量 | 0.06g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | 氷菓 (梨果汁・果肉 15%) |
原材料名 | 砂糖混合異性化液糖(国内製造)、なしシロップ漬け(なし、砂糖)、砂糖、なし果汁、りんごパルプ、りんご果汁、果糖、デキストリン、酒精、食塩、リキュール / 酸味料、安定剤(増粘多糖類)、香料、甘味料(ステビア)、着色料(カラメル、クチナシ)、(一部にりんごを含む) |
内容量 | 200ml |
【アレルギー情報】
含有アレルギー物質(28品目中) |
りんご |
赤城乳業「ガリガリ君 梨」

商品概要と特徴
続いては、赤城乳業の大人気氷アイスシリーズ「ガリガリ君」から、夏の人気フレーバーをご紹介します。
「ガリガリ君 梨」は、梨アイスの中にシャリシャリとした食感が特徴の梨カキ氷を入れたアイスキャンディーバーです。梨果汁を2%使用し、ガリガリ君ソーダのかき氷と比較して、細かい氷の割合を多くすることで、本物の梨を食べているようなシャリシャリとした食感を実現しているとのこと。
「純氷」がもたらすドライな口当たりから潔い口溶けの移り変わりにうっとり。梨の味の再現度はNo.1!

外側はしっとりドライなアイスキャンディー、内側は細かい粒のかき氷という構造になっています。水分は比較的少なめで、中身の氷も含めてややドライな仕上がり。氷はほろほろ崩れる感じで食べやすく、口当たりが軽やかです。
梨の果汁がほのかに甘いものの、他商品と比較すると味は薄め。特に「サクレ 梨」を食べた直後に食べてしまうと、とても薄く感じます。ただ、単体で食べる分には十分の濃さで、むしろこの「味の淡さ」が和梨の忠実な再現につながっているとも言えます。新鮮な和梨を包丁で切ってがぶりと頬張ったときの、すっきりとした味わいにそっくりです。

食感面では、ゆっくり時間をかけて凍らせた純氷を使用していて、口に入れるまでは溶けにくく、食べるとドライなガリガリ感からすっと潔く引いていくような口溶けに変わっていく過程が爽やか。結晶同士の身離れが良く、他のアイスで見られるようなねっとりした感覚はまったくありません。
和梨に求められるのは、味と食感の両方の爽やかさ。りんごや洋梨とは違い、和梨は噛むと果肉がすっきりほぐれていき、口の中で爽やかな食感になります。「ガリガリ君 梨」の素晴らしい点は、この和梨ならではの食感を、氷菓で忠実に再現しているところにあります。
果汁使用量はわずか2%にもかかわらず、和梨としての味の忠実度・再現度は今回比較した5商品の中でもトップクラスでした。この完成度に加えてコストパフォーマンスも抜群で、この値上げ時代に「86円」という価格は驚異としか思えません…!
「ガリガリ君 梨」を独自目線で評価!
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
和梨らしさ | ★★★★★(5/5) |
甘みの強さ | ★★★☆☆(3/5) |
食感のよさ | ★★★★☆(4/5) |
コストパフォーマンス | ★★★★★(5/5) |
総合満足度 | ★★★★☆(4/5) |
「ガリガリ君 梨」は、ドライで口溶け爽やかな純氷の食感と、和梨の味を極限までに再現し尽くしたのような味わいが印象的でした。濃い甘みやリアルな果肉感を求める人には物足りないかもしれませんが、和梨の雰囲気を楽しむには十分すぎるほどの1本だと思います。コスパも抜群なので、まとめ買いして冷凍庫にストックしておくのもおすすめです!
【商品情報】価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報
赤城乳業「ガリガリ君 梨」は、期間限定フレーバー。販売価格は86円(税込)です。

【栄養成分表示 ※1個(105ml)当たり/推定値】
エネルギー | 65kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 16.5g |
食塩相当量 | 0.04g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | 氷菓 (梨果汁 2%) |
原材料名 | 異性化液糖(国内製造)、砂糖、梨果汁、りんご果汁、水あめ、食塩 / 香料、安定剤(ペクチン)、酸味料、カラメル色素、(一部にりんごを含む) |
内容量 | 105ml |
【アレルギー情報】
本商品に含まれるアレルギー物質(28品目中) |
りんご |
セブンプレミアム「まるで和梨」
商品概要と特徴
セブンプレミアムの「まるで和梨」は、幸水と豊水の果汁を52%使用したアイスバーです。2019年の発売以来、多くの人気を集めて、今年はさらに美味しくなって復活しました。
構造はシャリシャリした外側と、本物の果肉のような食感を再現した内側の2層になっています。
和梨果汁を52%使用した濃厚な味わい。シャキシャキ感と弾力感の違いで本物らしさを表現

袋から出したときの透き通ったボディが美しく、中の木棒が濃く透けて見える様子が、本物の和梨を切ったときに芯が濃く見える様子に似ています。見た目から本物の梨っぽさが再現されています。これも狙っていたとしたら、さすがセブン…と思わざるをえません。
口にした瞬間伝わってくるのは、シャキシャキした食感とわずかに柔らかな弾力感。歯を差し込んだ時の感覚は、ちょっと溶けて緩くなった分厚い氷のようで、その中に梨の果汁がひたひたに詰まっているイメージです。 食べていくとねっちりした食感も。つるんとした舌触りも印象的です。

公式の説明では「本物の果肉のような食感」とありますが、実際に入っているのは果汁のみで果肉は入っていません。ただシャリシャリ感と弾力感という食感の違いが、果肉をそのまま固めたようなリアル感を生んでいます。
甘味は「ガリガリ君 梨」より強く、以下紹介するコンビニブランド2商品と比べても濃厚でした。幸水・豊水梨の果汁を52%使用していますが、味わいは洋梨に近いものを感じます。
「まるで和梨」を独自目線で評価!
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
和梨らしさ | ★★★☆☆(3/5) |
甘みの強さ | ★★★☆☆(3.5/5) |
食感のよさ | ★★★☆☆(3.5/5) |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆(3/5) |
総合満足度 | ★★★☆☆(3/5) |
幸水・豊水梨の果汁52%と、先述の「サクレ 梨」や「ガリガリ君 梨」に比べるとはるかに果汁率が高いものの、それとは逆にいわゆる「和梨」の味わいの再現度は低く感じました。食感も製造元の栄屋乳業ならではの「ねっとり食感」が出ていて、熟れきった梨を食べている印象でした。
果肉を使用せずにここまで果肉の食感に近づけられたのは他の5商品にはなく、甘味もたっぷりで十分和梨アイスとして楽しめます。セブンプレミアムのこだわりを感じられる良品だと思います!
【商品情報】価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報
セブンプレミアム「まるで和梨」は、セブン-イレブン限定商品。期間限定で、販売価格は192円(税込)です。

【栄養成分表示 ※1個(70ml)当たり/推定値】
エネルギー | 110kcal |
たんぱく質 | 0.1g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 27.3g(糖質 27.1g / 食物繊維 0.2g) |
食塩相当量 | 0g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | 氷菓 (梨果汁 2%) |
原材料名 | 和梨果汁(国内製造)、水あめ、砂糖、異性化液糖、デキストリン / ソルビトール、安定剤(増粘多糖類)、V.C、酸味料、香料(卵・乳・りんご由来)、着色料(V.B2) |
内容量 | 70ml |
【アレルギー情報】
本商品に含まれるアレルゲン(特定原材料及びそれに準ずるものを表示) |
卵・乳成分・りんご |
「Uchi Café 日本のフルーツ 広島県産豊水」
商品概要と特徴
ローソンのUchi Caféシリーズから発売されている「日本のフルーツ 広島県産豊水」は、梨の果汁・果肉を30%使用したアイスバーです。そのうち80%に広島県産豊水を原料とした果汁を使用しています。
内側には国産の梨果肉を使用した果肉ソース、外側はすっきりしたアイス部と、味わいの違いが楽しめる構造になっています。製造は「ガリガリ君 梨」と同じ赤城乳業が手がけています。
リアルな和梨に似たザラザラ食感。果肉ソース入りシャーベットの爽やかな味わいも魅力

容量は70mlでセブンプレミアム「まるで和梨」と同じです。製造元は同じ赤城乳業でも、「ガリガリ君 梨」とは商品の方向性が大きく異なっており、冷蔵庫から出した手の状態でとろっとした食感を楽しめます。和梨というより洋梨の食感に近い印象です。

味わいは「ガリガリ君 梨」よりやや強めですが、「サクレ 梨」に比べると薄いです。セブンプレミアムの「まるで和梨」と比べても僅差で薄い印象で印象でした。果汁・果肉使用量は30%とファミマやセブンの商品に比べて控えめながら、同2品に比べて和梨に一番近い味わいだったと思います。
外のアイスキャンディーと中のジェラートの2層構造になっていますが、その境目はあまり感じられません。柔らかいコーティングと、とろりとしたシャーベット、それぞれの味をシームレスに楽しめます。
また、そのシャーベットには果肉ソースが入っているので、ここで「梨を食べてる!」という実感も得られます。梨の果実そのものというよりは、梨果肉入りの冷たいジュレを食べているような感覚に近いかも。さらに、本物の梨のようなざらついた食感もあり、これがまた心地よくもあります。「サクレ 梨」を除き、今年食べた梨アイスの中でも特にリアルな食感を再現していると感じました!
「Uchi Café 日本のフルーツ 広島県産豊水」を独自目線で評価!
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
和梨らしさ | ★★★★☆(4/5) |
甘みの強さ | ★★★☆☆(3/5) |
食感のよさ | ★★★★☆(4/5) |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆☆(2/5) |
総合満足度 | ★★★☆☆(3.5/5) |
「Uchi Café 日本のフルーツ 広島県産豊水」は、中のシャーベットと果肉入りソースの組み合わせでリアルな果肉感を楽しめました。また、紹介した5種の中でスッキリさと甘みのバランスが最も良かったと思います。
1本70mlに対して268円となかなか手が届きにくくはありますが、試す価値はある十分ある上品な仕上がりになっています。一口一口じっくり噛み締めながら、食感と味わいを存分に楽しんでほしい1本です!
【商品情報】価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報
「Uchi Café 日本のフルーツ 広島県産豊水」は、ローソンのみで期間限定で販売されています。販売価格は268円(税込)です。

【栄養成分表示 ※1個(70ml)当たり/推定値】
エネルギー | 71kcal |
たんぱく質 | 0.1g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 18.1g(糖質 17.7g / 食物繊維 0.4g) |
食塩相当量 | 0.001g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | 氷菓 (梨果汁・果肉 30%) |
原材料名 | なし果汁(なし(広島県産))、なし果肉ソース、砂糖、水あめ、異性化液糖、果糖、粉あめ、コーンスターチ / 安定剤(増粘多糖類)、香料、酸味料、乳酸Ca、パプリカ色素 |
内容量 | 70ml |
【アレルギー情報】
本商品に含まれるアレルギー物質(28品目中) |
使用していません |
「ファミマル とろける食感ぎゅっと梨」
商品概要と特徴
ファミリーマートのファミマルブランドから発売されている「とろける食感ぎゅっと梨」は、長野県産梨の果汁を60%使用した果汁感あふれるアイスバーです。
公式では、「ジューシーな梨の味わいを楽しめる層と、とろける食感のジェラート層の2層仕立て」と説明されています。
すっきりしたアイスキャンディーに甘味たっぷりのジェラート。とろける食感はその名の通り

外側のアイスキャンディーはややしっとりしつつ、しっかりとした噛みごたえがあります。ドライさもあり、さっくりした食感も感じられます。
時間を置くと、名前の通りとろける食感に変化。梨をそのまま凍らせたかのようなリアルな肉厚感と柔らかな食感が印象的です。ただ、逆に梨と言ってもどちらかというと洋梨っぽい感じも。和梨のさっくりした食感はなくなっています。

一方、果汁の使用量は60%と今回比較した中で最も多かったものの、皮肉にも、和梨らしさからは最もかけ離れていました。内側のジェラートは甘みがあるものの、これまで食べた和梨の味とはちょっと違う印象で、洋梨のような、だいぶ日が経過した和梨のような感じも……。もしかしたら保管状態が悪かったのかも。
ちなみに昨年(2024年)に食べた時は、かなり違う感想でした。
ファミマル とろける食感 ぎゅっと梨
— Häagen&PICK (@haagen_pick) September 16, 2024
そのまま梨凍らせましたか?というくらいリアルな肉厚感と柔らかくてとろけるような食感。
長野県産の梨の果汁はすっきり爽やかで甘味が程よい。まさに梨のいいとこ取りという感じ☺️#アイスクリーム#icecream#アイス日記 pic.twitter.com/zqsNC0e4tz
独特の味わいで好みが分かれそうでもありますが、しっかりした甘味とジェラートならではの食べやすい仕上がりになっています。梨の雰囲気を味わいたい方には十分楽しめると思います!
「ファミマル とろける食感ぎゅっと梨」を独自目線で評価!
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
和梨らしさ | ★★☆☆☆(2/5) |
甘みの強さ | ★★★★☆(4/5) |
食感のよさ | ★★★☆☆(3/5) |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆(3/5) |
総合満足度 | ★★★☆☆(3/5) |
今回5種類を一気に比較したからか、「ファミマル とろける食感ぎゅっと梨」の評価は他と比べてかなり低くなってしまいました。個人的に和梨には「すっきり爽やかな甘味と、さっくりした食感、滴るほどのみずみずしさ」を求めているので、単にその好みに合わなかっただけかもしれません。
私と同じような好みの方はこの評価は参考になると思いますが、「しっかり甘味もほしい!熟しきった梨もいい!」という方には間違いなくおすすめできるはずです!
【商品情報】価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報
「ファミマル とろける食感ぎゅっと梨」は、ファミリーマートのみでの期間限定商品。販売価格は200円(税込)です。

【栄養成分表示 ※1個(70ml)当たり/推定値】
エネルギー | 112kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 2.0g |
炭水化物 | 23.6g |
食塩相当量 | 0g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | 氷菓 (梨果汁 60%) |
原材料名 | 梨果汁(梨(長野県産))、水あめ、砂糖、デキストリン、ショートニング、異性化液糖、レモン果汁 / トレハロース、ソルビトール、安定剤(増粘多糖類)、香料(卵・乳・小麦・大豆由来)、乳化剤 |
内容量 | 70ml |
【アレルギー情報】
アレルゲン 28品目対象 |
卵・乳成分・小麦・大豆 |
和梨アイス5種を独自目線で総合ランキング

👑第1位:フタバ食品「サクレ梨」
- 果肉のゴロゴロ感と濃厚な甘みで圧倒的な満足度
- 本物の梨に最も近い味わいと食感
- 価格と品質のバランスも良好

第2位:赤城乳業「ガリガリ君 梨」
- 和梨らしいすっきりとした味わいを忠実に再現
- 純氷を使った「ドライな食感→清らかな口溶け」の変化
- 86円という驚異的コストパフォーマンス

第3位:Uchi Café「日本のフルーツ 広島県産豊水」
- 広島県産豊水を使用した高級感ある味わい
- 上品な甘味と「とろり+ざらざら」の果肉感
- コンビニブランド3種で最も和梨らしい味

第4位:セブンプレミアム「まるで和梨」
- 2層構造による食感の違いがリアルな果実感を演出
- 果汁52%使用で梨のしっかりした甘味を楽しめる
- 見た目の透け感がリアル

第5位:ファミマル「とろける食感ぎゅっと梨」
- 梨をそのまま凍らせたかのようなリアルな肉厚感と柔らかな食感
- しっかりした甘味とジェラートならではの食べやすい仕上がり
- 熟しきった梨が好みの方におすすめかも
まとめ:今年の和梨アイスは果汁率が低いほど味がリアルだった
今回紹介した5種類の和梨アイスを比較してみると、それぞれに個性がはっきり分かれていることがわかりました。
最も大きな発見は、果汁含有率の高さが必ずしも和梨らしい味に直結しないということでした。 ガリガリ君梨はわずか2%の果汁使用量でありながら、和梨の忠実度では頭一つ抜きん出ていました。一方、60%の果汁を使用したファミマルは、和梨らしさの点では最も低い評価となりました。
とはいえ、どの商品にもそれぞれ異なる魅力を持っているのは確か。必ずしも比較する必要などなく、むしろ1本1本向き合って食べることでわかる良さもあるはずです。今回のレビューはあくまでも個人的な感想くらいにとどめ、みなさんの感覚のままに楽しんでもらえればと思います。
まだまだ続きそうな2025年の暑い夏。和梨アイスは期間限定販売のため、いつ店頭からなくなるかわかりませ。なるべく早めにトライをおすすめします。ぜひすっきり爽快な和梨アイスで、蒸し暑い残暑を乗り切ってください!
コメント