2025年の春は、バラエティ豊かなチョコミントアイスが多くの店に登場し、私たちチョコミントアイス好きにとっては嬉しい悲鳴の連続でした。そのときの熱狂ぶりは別記事にもまとめたほどで、今もまだ店頭に残っている商品もあります(そのときの記事はこちら)。
そんな春の興奮も冷めやらぬ7月、セブン-イレブンがチョコミント界隈をさらに揺るがす新たなカードを切ってきました。7月22日(火)に投入されたのは、セブンプレミアム商品2種と、フタバ食品「ダンディーチョコミント」です。
外はうだるような暑さですが、この新作ラッシュで、チョコミン党の熱気はそれ以上燃え上がること間違いなし!今回はその中でも、ひときわ異彩を放つセブンプレミアム「チョコミント大好きな白くま」を、熱くレビューしていきます!
セブンプレミアム 「チョコミント大好きな白くま」

「白くま」と言えば、「練乳とフルーツと小豆を乗せたかき氷」でおなじみの和風アイス。鹿児島県鹿児島市を発祥とするこのかき氷風アイスは、今や複数のメーカーが手がける人気商品となっています。
セブンプレミアムでも「白くま」系アイスとしてバータイプやカップタイプの商品を展開しており、これまでにもさまざまなフレーバーの白くまアイスが店頭に並んでいます。
そんな中、2025年の夏、このセブンプレミアムの「白くま」シリーズに初のチョコミントバージョンが誕生しました!チョコミントアイスの人気沸騰を受けて、思い切って「白くま」もチョコミントで攻めてみようと思ったのでしょうか。その常識を覆すような鋭い心意気に、思わず痺れてしまいます。
今回の「チョコミント大好きな白くま」は、従来の白くまを象徴するフルーツと小豆の姿はないものの、練乳はたっぷり。セブンプレミアムのカップ版「白くま」シリーズではおなじみの花形ホイップアイスクリームやわらび餅、さらにおなじみのマシュマロも入っています。
さっそく蓋を開けてみましょう!

この花形に絞られたホイップ風アイスが、見た目の華やかさを添えています。ファーストバイトはこのおなじみホイップアイスから行きたいと思います!
【ホイップ風ミルクアイス】花の形とクリーミーなコクはそのままに、爽やかなミントがほんのり漂う

口当たりは、これまで通りふんわりで、まさにクリーム。色合いがほんのりミントっぽいですが、味わいにも少しミントが入っているように感じられました。コクたっぷりな点も従来と変わりありませんが、このほのかなミントの存在感で心なしか涼やかな印象になっています。
次は、その下のチョコミント氷に進んでいきましょう。トッピング層の下は、練乳を挟んでこのチョコミント層が全体を占めています。
【チョコミント氷】淡いミントの清涼感と徐々に濃くなるチョコの風味

氷の粒はほどよい大きさで、いわゆる「白くま」らしい、ガリガリとジャリジャリの食感が同じくらいの割合になっています。チョコチップは目立ったパリパリ感はないものの、チップの歯ごたえはしっかり。氷が溶けて口の中の温度が高くなってくると、このチョコの存在感が増していきます。
ミントが入っているのは、先ほどのホイップ風アイスとこの氷の2つですが、どちらもミントの清涼感は控えめ。練乳ソースとホイップアイスの甘みが強く、味覚的には甘みのほうが目立っているかもしれません。
一旦上に戻って、トッピングのチョコわらび餅に移ります。
【わらび餅】生チョコ?いいえ、わらび餅です!笑

一見生チョコにも思えますが、正真正銘のわらび餅。ぷるぷるした食感で、口に入れると生チョコとは違う、潤いのある口溶けに変わります。この見た目と食感のギャップはなかなか楽しい!甘みは少なく、カカオのほろ苦い風味をほんのり感じます。あえてわらび餅を使い、和の面影を残してくれているところが嬉しいですね。
続いては最後のトッピング、マシュマロです。
【マシュマロ・練乳】もはやセブンプレミアムのカップ白くまには欠かせない存在

しばらく時間が経過してからすくったので、溶けたチョコミント氷がかかってちょっと汚れてしまいましたが、ふわふわ柔らかい触感と濃い甘みは顕在。練乳もかかって甘さ倍増です。この甘みがミントと氷の清涼感を若干打ち消しているようにも思えますが、かといって重すぎることはなく、豊かな味わいを好む人にはかえって心地よく感じられるでしょう。
このセブンプレミアムのカップ版白くまでは、マシュマロが定番ポーションとなっています。ガリガリさっぱりな氷と対象的に、ふんわり濃厚なマシュマロはまさに対極。マシュマロを白くまに加えた理由は、そうした対極を狙ってのことなのでしょうか。開発担当の方に一度伺ってみたいところです。
氷を掘り進めていくと……中には新たなお楽しみが!

チョコソースです!
今年のセブンプレミアムのチョコミントはチョコ感たっぷりの商品が多いですが、ここでもやはり、ふんだんにチョコを投入してくれました。わらび餅と同様、ソースも甘さ控えめで、チョコの風味をたっぷり感じられます。
このチョコソースに喜んでいるうちに、あっという間に平らげてしまいました(笑)
245mlとかなりの容量ですが、その半分以上は氷で、それ以外の部分もヘビーすぎることはないので、食いしん坊の方でなくても1人で食べられると思います!
「チョコミント大好きな白くま」を独自目線で評価!
日本国民の誰もが愛する、かき氷版パフェとも形容できそうな「白くま」。今回の「チョコミント大好きな白くま」には、そうしたパフェのような楽しみがチョコミントの形で凝縮されています。
強いミントの刺激やビターな味わいを求めるチョコミン党にはやや物足りないかもしれませんが、この商品の魅力はそこにあらず。伝統的な白くまの良さをリスペクトしつつ、和の要素にチョコミントを融合させたという点で、個人的には非常に好感が持てました。
評価項目 | 星の数(★★★★★が最高) |
ミントの爽快感・清涼感 | ★★☆☆☆ |
チョコの存在感 | ★★★★☆ |
甘みの強さ | ★★★☆☆ |
食感のバリエーション・楽しさ | ★★★★★ |
総合満足度 | ★★★★★ |
ザクザクの氷、ぷるぷるのチョコわらび餅、パリパリのチョコチップに、ふわふわのマシュマロ。味わいも食感もバラエティ豊かで、食べ切るまで飽きることがありません。「食感のバリエーション・楽しさ」と「総合満足度」はそれを受けて自然と満点になりました。
※この評価はあくまでも私個人の感覚です。感じ方は人それぞれなので、参考程度に見てください!
【商品情報】「チョコミント大好きな白くま」価格・内容量・栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報

セブンプレミアム 「チョコミント大好きな白くま」は、7月22日(火)からの期間限定商品です。
製造者はセリア・ロイル、販売価格は368円(税込397.44円)です。
【栄養成分表示 ※1個(245ml)あたり/推定値】
エネルギー | 283kcal |
たんぱく質 | 4.2g |
脂質 | 9.9g |
炭水化物 | 44.9g(糖質:43.5g、食物繊維:1.4g) |
食塩相当量 | 0.12g |
【種類・原材料・内容量】
種類別 | ラクトアイス |
成分 | 無脂乳固形分:5.5% 乳脂肪分:3.0% |
原材料名 | 加糖練乳(北海道製造)、わらび餅(粉飴、麦芽糖、砂糖、チョコレート、その他)、準チョコレート、砂糖、クリーム、チョコレートシロップ、マシュマロ、果糖、濃縮乳、脱脂濃縮乳、脱脂粉乳、水飴/トレハロース、加工デンプン、香料、着色料(カラメル色素、カロテノイド、スピルリナ青)、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、増粘剤(キサンタンガム)、(一部に乳成分・ゼラチン・大豆を含む) |
内容量 | 245ml |
【アレルギー情報】
本商品に含まれるアレルゲン(特定原材料及びそれに準ずるものを表示) |
乳成分・大豆・ゼラチン |
まとめ:「チョコミント大好きな白くま」はチョコミントの親和性の高さを実証する1品だった!
今回新たに誕生した「チョコミント大好きな白くま」は、単なるチョコミントアイスという言葉では片づけられない、エンターテイメント性抜群の一品でした。「白くま」の和の要素に、「チョコミント」をかけ合わせ、多彩なトッピングで「パフェ」のような楽しさも味わえます。
食べる前は「練乳とミントは合うのか?」という思いもわずかにありましたが、一口食べればその親和性は意外にも高く、ミントのポテンシャルを見せつけられたような気がします。セブン-イレブンには、これからもまだ見ぬミントの魅力を引き出してほしいです!
今回の紹介は、とりあえずここまで。この「チョコミント大好きな白くま」以外の2品も、追って紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに!
コメント