【2025年春夏】ハーゲンダッツ「世界のデザートセレクション」自宅で楽しむ世界スイーツ紀行!

コンビニアイス/Convenience Store Ice Cream

待ちに待った春の訪れとともに、ハーゲンダッツから心躍るような新作が登場しました🙌
今回の新作は、アメリカ・フランス・イタリアの伝統的デザートをアイスクリームで楽しめる世界のデザートセレクション」。まさに自宅で楽しむ世界スイーツツアーです。
各国の魅力的なデザートをハーゲンダッツ流にアレンジした3種のフレーバーを、さっそく味わってみました!

『ニューヨークチーズケーキ』🧀 爽やかクリーム&香ばしクッキー。一口で2つのチーズが味わえる!

世界三国スイーツ紀行のスタートは、アメリカの人気デザート「ニューヨークチーズケーキ」。
ハーゲンダッツは、カップいっぱいに詰め込んだこのフレーバーの魅力を公式サイトで次のように述べています。

1900年代のニューヨークで誕生したニューヨークチーズケーキは、じっくりと焼き上げることによる濃厚感としっとりとした質感が特長です。濃厚な味わいのチーズケーキアイスクリームに、食感のアクセントとして香ばしいグラハムクッキーを加えました。クリームチーズの濃厚な味わいをお楽しみいただけます。ハーゲンダッツ公式サイトより)

スプーンですくってみると、淡いクリーム色の滑らかなアイスの中に、細かく砕かれたグラハムクッキーがお目見え。

一口目から感じるのは、チーズケーキのようなしっかりしたコククリームチーズの持つ爽やかな酸味と深い旨味も口いっぱいに広がっていきます。

さらにグラハムクッキーが食感のアクセントとして登場。クッキーは小さな豆粒くらいの大きさで、しっとりしつつも豆を食べているようなしっかりした歯ごたえがあります。

個人的に一番印象的だったのは、時間が経つにつれてグラハムクッキーから放たれる、香ばしいチーズの後味。口の中をじわじわと占領してくるこの余韻に、どこか懐かしさを感じるのです……。
記憶をたどってみた結果、私はチーズ味のカールに行き着きました 笑
果てして共感してくれる人はいるのか…。皆さんにもぜひ、この懐かしさの正体を突きとめていただきたいです!

ニューヨークチーズケーキの魅力をちょっと深堀り: しっとり濃厚なおいしさの秘密

濃厚でクリーミーな味わいが魅力のニューヨークチーズケーキ。ブラマンジェやグラニータと比べるとその歴史は浅いものの、人気は世界中に広がっています。日本でもレストランやケーキショップをはじめ、コンビニやパン屋さんでも目にすることができます。

ニューヨークチーズケーキのイメージ図

ニューヨークチーズケーキは1930年代、ユダヤ人の伝統料理から生まれました。その誕生には、ニューヨークのユダヤ系移民が営むデリやレストランが関わっていたそうです。もともとのレシピではカッテージチーズが使われていましたが、1872年にクリームチーズが発明され、1929年頃からアメリカのユダヤ料理に取り入れられるように。ニューヨーク風にアレンジしたレシピを考案したのは、「ルーベンズ」というレストランを営むアーノルド・ルーベンさんだと言われています。1929年のバルセロナ万博で受賞もしたのだとか。その後、ニューヨークから全米各地、さらに世界中へと普及したわけです。

一般的な材料はクリームチーズに生クリーム、卵、砂糖、砕いたグラハムクッキー。他のチーズケーキとは違い、湯煎焼きで作られることが多く、これにより均一でしっとりした焼き加減に。また、クリームチーズの配合量が多さが、濃厚でクリーミーな味わいを生み出しています。

今回のセレクションである「ニューヨークチーズケーキ」は、そうした特徴をしっかりと再現。魅力がたくさん詰まった逸品です!

『苺のブランマンジェ』🍓 甘いミルククリームが鮮やかな苺の風味を包み込む。春の訪れを感じる華やかなフレーバー

続いては、フランスの伝統デザートをアレンジした「ブランマンジェ」。ブランマンジェはフランス語で「blanc-manger」と書かれ、「白い食べ物」という意味を持ちます。

ブランマンジェの意外な歴史 : 料理からデザートへ

ブランマンジェには長い歴史があり、元々は中東で砂糖とアーモンド粉を使って作られたものが、7世紀頃にヨーロッパに伝わったとも言われています。
今でこそデザート(冷菓)として認識されていますが、昔は鶏肉やなどを入れた料理だったみたいで、消化によく薬効もあるということで療養食ともされていたそうです。私たちになじみのあるもので言えば、参鶏湯(サムゲタン)みたいな感じでしょうか。もっぱらデザートとして定着したのは17世紀から18世紀にかけてのようです。

ブランマンジェのイメージ図

現在はアーモンドミルクや牛乳、クリームなどを使い、ゼラチンで固めて作ります。見た目がミルクプリンやパンナコッタ、杏仁豆腐などに似ていますね。

ハーゲンダッツは、「苺のブランマンジェ」のポイントを公式サイトで次のように説明しています。

ブランマンジェとは「白い食べ物」という意味を持つフランス発祥のデザートです。コク深く白い見た目のミルクアイスクリームに、甘酸っぱく真っ赤な苺ソースを加えました。ホワイトと苺カラーのコントラストを楽しめるのも魅力で、華やかで見た目も楽しめるフレーバーです。ハーゲンダッツ公式サイトより)

蓋を開けると、まさに「白い食べ物」と言わんばかりの白いミルクアイスが登場。
ミルクアイスはコクたっぷりでクリーミー。中に点在する苺ソースを大きく包み込んでくれるような懐の深さを感じます。苺ソースは比較的さらっとした舌ざわりで、口の中を優しくきゅっと引き締める甘酸っぱさがあります。みずみずしさと若々しさを伴う華やかな香りが鼻を抜けると、春の訪れを告げられたような明るい気分に。

また、甘酸っぱい苺ソースとの相乗効果からか、ミルクアイス自体がひときわ甘く感じられるのも魅力です。その優しくまろやかな甘みはまるでホワイトチョコレートのよう。見た目だけでなく味わいも華やかで、春先のプチ贅沢したいときにぴったりのフレーバーです。

『コーヒーグラニータ』☕ ダークでシャープな大人の味わい。頭も体もすっきり

最後に紹介するのは、イタリアが誇る伝統のデザート『コーヒーグラニータ』。
まずはハーゲンダッツ公式の説明から。

グラニータは、果汁やミルクなどを凍らせたデザートのことで、イタリアでは凍らせて砕いたコーヒーにクリームを添える食べ方が親しまれています。コーヒーソルベとミルクアイスクリームをマーブル状に混ぜ合わせ、程よい酸味のある爽やかな味わいへと仕上げました。
ハーゲンダッツ公式サイトより)

蓋を開けると、目に飛び込んでくるのはコーヒーソルベとミルクアイスクリームのマーブル模様。

ミルクアイスの部分だけをすくって食べると、「苺のブランマンジェ」のミルクアイスの味とほぼ同じ印象。それが、コーヒーソルベと一緒に食べることで不思議とすっきりとした印象に!ミルクアイスがまるでコーヒーフレッシュのような存在感を放ちます。

グラニータの部分は、キンキンに冷えたブラックコーヒーにミルクだけ少し加えたような、シャープな苦みと酸味が特徴的。とても大人な味わいですが、2種類のアイスが組み合わさることで全体として食べやすくなっています。グラニータだけをすくって食べれば、甘いものが苦手な方も十分楽しめるはず。気分をしゃきっと覚醒させるこの爽快感は、春先から暑い夏の日に最適だと思います!

グラニータの魅力をちょっと深堀り : シチリアの豊かな食文化の賜物

コーヒーグラニータのイメージ図

グラニータはシチリア島発祥の氷菓で、シロップやジュースを混ぜ、凍らせて作ります。イタリア語の表記は「Granita」。和訳すると「粒状にした」という意味になります。

ブラマンジェ同様、グラニータにも長い歴史があります。遡れば古代ローマの時代、雪に果汁や蜂蜜をかけて食べたという記録が残っていると言われていますが、現代のグラニータへ発展したのは9世紀頃からなのだとか。シチリアは長きにわたり、さまざまな民族の支配を受けてきたこともあり、食文化が非常に豊かな島と言われています。グラニータもそうした食文化の融合の産物の一つ。当時島を占領していたアラブ人が様々な食材を持ち込み、島の山に積もった雪とあわせて食べたのが始まりと言われています。

シチリアでは、コーヒー以外にもレモンやマンダリンオレンジ、ジャスミン、アーモンド、ミント、イチゴ、クワの実などが人気で、必ず生クリームと一緒に食べるのだとか。また、ブリオッシュと呼ばれるパンも一緒に食べるそうです。
本場シチリアの風に当たりながらグラニータを味わってみたい……そんな時にこの「コーヒーグラニータ」をブリオッシュと一緒に食べれば、自宅でシチリア気分を楽しめるかもしれませんね!

【商品情報】栄養成分表示・原材料名・アレルギー情報 

ハーゲンダッツ アソートボックス「世界のデザート セレクション(コーヒーグラニータ・苺のブランマンジェ・ニューヨークチーズケーキ)」は、2025年3月11日(火)からの期間限定販売です。

販売店舗:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパートほか
希望小売価格:999円

【栄養成分表示 ※1個(70ml)あたり】

コーヒーグラニータニューヨークチーズケーキ苺のブランマンジェ
エネルギー117kcal164kcal153kcal
たんぱく質1.5g2.9g2.4g
脂質5.3g9.7g9.6g
炭水化物15.9g16.0g14.3g
食塩相当量0.04g0.2g0.1g
カフェイン含有量30mg

【種類・原材料・内容量】

コーヒーグラニータ
ニューヨークチーズケーキ
苺のブランマンジェ
種類別名称アイスミルクアイスクリームアイスクリーム
成分無脂乳固形分:4.0%
乳脂肪分:7.0%
卵脂肪分:0.5%
無脂乳固形分:8.0%
乳脂肪分:12.5%
卵脂肪分:0.8%
植物性脂肪分:1.5%(クッキー)
無脂乳固形分:7.5%
乳脂肪分:13.0%
卵脂肪分:0.8%
果汁・果肉:6.0%
原材料クリーム(生乳(北海道))、砂糖、脱脂濃縮乳、粉あめ、コーヒー、卵黄/安定剤(ペクチン)、(一部に乳成分・卵を含む)クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、クリームチーズ、グラハムクッキー、粉あめ、卵黄、レモン濃縮果汁、食塩/香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、ストロベリーソース、卵黄/安定剤(ペクチン)、(一部に乳成分・卵を含む)

【アレルギー情報】

コーヒーグラニータニューヨークチーズケーキ苺のブランマンジェ
アレルギー特定原材料、および特定原材料に準ずるもの卵、乳卵、乳、⼩⻨、⼤豆卵、乳

まとめ:3種のフレーバーで巡る、贅沢な欧米スイーツ旅行。飛行機代は不要だった!

今回紹介したハーゲンダッツ「世界のデザートセレクション」は、どれも伝統的で個性的なデザートのt特徴を見事に表現した逸品でした。ぱっと見た限りでは、どれも白いミルクアイスに覆われ、大きな違いはあるのだろう?と思ってしまいそうですが、口に運んだ瞬間、その違いは一目(?)瞭然。

  • ニューヨークチーズケーキ」は、クリームチーズの爽やかな酸味と濃厚なコクのバランスが絶妙で、その後を追う香ばしいグラハムクッキーの後味が印象的。
  • 苺のブランマンジェ」は、ミルクアイスのまろやかな甘と苺ソースの甘酸っぱさが織りなす、心癒される優しい味わい。
  • コーヒーグラニータ」は、シャープな苦と酸味を持つコーヒーソルベにミルクアイスが溶け合い、クールで大人な味を演出。

それぞれの味の方向性がまったく異なるため、このアソートボックスひとつで、欧米のスイーツ異文化体験を楽しめた気分になれました。また、その背景となる歴史や文化を踏まえた上で口にすると、味わいがさらに深まった気がします。

自宅にいながら世界旅行気分を楽しめる「世界のデザートセレクション」。3カ国を飛行機で移動する費用を考えると、1,000円はとてもお手軽かもしれません。
次回また登場するとしたら、どんな国のデザートが選ばれるのでしょうか?今からワクワクします!

皆さんもぜひ、このプチ贅沢な世界旅行を楽しんでみてください!☺️

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