初夏の空気を感じる5月。初摘みのお茶が出るこの時期は、店頭に抹茶味のアイスがたくさん並びますが、その中でセブン-イレブンとファミリーマートから、あずき最中アイスが販売されました。
その名も「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中」と「ファミマルPREMIUM 和匠の逸品 あずき最中」。
どちらも北海道産の小豆を使った小倉あんと、ミルクアイスを使った最中タイプのアイスで、コンセプトだけ見るとかなり似ています。しかし、食べ比べてみるとかなり違いがありました。
セブンプレミアムは米粉入りのもなか皮がパリッと軽く、きたまろんあずきのほっくり感が引き立っているのに対し、ファミマルPremiumは厚みのあるもなか皮と濃厚な粒あん、乳脂肪分、リッチなミルクアイスが重なり、満足感たっぷり。
今回は、この2つのあずき最中を食べ比べながら、それぞれの違いを詳しく解説していきます!
パリッと軽い米粉入りもなかに、きたまろん小豆のほっくり感。セブンプレミアムゴールド「金のアイス あずき最中」
まずは、セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中から。
下のパッケージ写真をご覧いただきたい。

もなかの形がとてもフラットなのです。薄く白く、凸凹がとても少ない。
ここ最近、セブンプレミアムから登場する最中アイスシリーズにはこの形状のものが多いです。もなか皮の材料は商品によって異なりますが、この「金のあずき最中」は米粉を使っています。
米の白さを表現しているような、なんとも美しい、白い生地です。
では、早速食べてみます!

かじってみると、「パリパリ!」とした軽快な音。通常のもなか皮に比べて香ばしさは少なくプレーンな味わいです。赤ちゃん用の白いおせんべいに似ています。
このもなかの良さは、中身の味の邪魔をしないところ。もなか皮のすぐ裏にはホワイトチョコのコーティングが施されていて、アイスの湿気を吸わずにパリパリ感を保つ役割を果たしています(ただし、保管状態がよくないと外側の湿気を吸ってしんなりしやすくなるので、要注意)。

ミルクアイスは、ホイップバターを思わせるような口どけ。舌の上でするするとコクが広がり、そのまま消えて行く感じです。
そして、このアイスの要が北海道十勝産のきたまろんあずき。「きたまろん」の名の通り、栗やさつまいもに似たほっくりとした甘みが印象的です。どこかほっこりした素朴な甘みに、つい次のひと口が進んでしまいます。

ホイップバターのようなミルクアイスと、ほっくりきたまろん小豆の組み合わせ。この相性がとてもよく、軽やかながらも満足感たっぷりです。
ふっくら分厚い皮に小倉バターのような濃厚さは、まるで饅頭。ファミマルPremium「和匠の逸品 あずき最中」
続いては、ファミマルPremiumの「和匠の逸品 あずき最中」。
こちらもまずはパッケージ写真をご覧いただきましょう。

見るからに分厚いです。明らかにセブンプレミアムのよりも分厚い。袋から出すときも、ずっしりとした重さがあります。

思い切ってかじってみると、その分厚さが特によく分かります。 もなか皮はパリパリというよりもっちり香ばしく、中のアイス小豆あんを一緒に口にすると、まるでおまんじゅうを食べている気分になってきます。

中の粒あんは、「粒あん」と書いてあるけれど、かなりこしあんに近い滑らかさ。「ザ・あんこ」とでも言うような、ぐつぐつ煮詰めたような湿度たっぷり・どっしり濃厚な風味です。先ほどのきたまろんのほっくり感とはまた別の、強い存在感があります。

ミルクアイスは乳脂肪分13.0%と高め。そのぶんコクがあって、粒あんと一緒に食べると小倉バターにおけるバターのような役割をしてくれています。甘みはあんこが引き受けて、コクはミルクが担う。その2つが一体化すると……小倉バターまんじゅうそのもの。
製造が井村屋というのも、なんとなく納得です。ボリューミーで温かみのある和菓子っぽさが、まさに井村屋テイストという感じでした。
食べ比べてわかった、ミルクアイスの「バター役」の違い
どちらのミルクアイスも、あんこに対してバターのような役割を果たしているように感じました。あんこの甘みを引き立てながら、コクとまろやかさをプラスする存在感。しかし、時間が経つにつれてその感覚に変化を感じました。

「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中は」ホイップバター系。 軽くてふわっとしていて、舌の上でスルっと溶ける。ややドライでありながら、ふんわりと広がる感じ。このフワっとしたコクが、きたまろんのほっくり甘みととてもよく合っています。
「ファミマPremium 和匠の逸品 あずき最中」はリッチバター系。 ずっしりとしたミルクのコクで、粒あんに寄り添うと言うより、粒あんとがっちりタッグを組んでいるようなイメージです。
どちらもカロリー300kcal超えという大ボリュームですが、食べ終わったときの満足感にも違いがありました。セブンプレミアムはさらっとした後味で「また食べたい」という軽やかさ。ファミマルPremiumは「しっかり食べた!」というどっしり感がありました。
- パリッと軽い米粉入りもなかに、きたまろん小豆のほっくり感。セブンプレミアムゴールド「金のアイス あずき最中」
- ふっくら分厚い皮に小倉バターのような濃厚さは、まるで饅頭。ファミマルPremium「和匠の逸品 あずき最中」
- 食べ比べてわかった、ミルクアイスの「バター役」の違い
- 「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中」を独自目線で評価!
- 「ファミマルPremium 和匠の逸品 あずき最中」を独自目線で評価!
- 【商品情報】セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中
- 【商品情報】ファミマルPREMIUM 和匠の逸品 あずき最中
- まとめ:上品なお茶菓子のようなセブン、どっしり和菓子感覚のファミマ。どちらもプレミアム感たっぷりの「買い」なあずき最中アイスだった
「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中」を独自目線で評価!

米粉で作られた薄いもなか皮は、かなりパリパリ感があったものの、筆者が食べたときは若干しっとりもしていて、スーパードライまでは行かないかな、という印象でした。
きたまろんあずきのほっくり感は、他ではなかなか味わえず、その意味で小豆の存在感は文句なしの満点でした。ミルクアイスはかなりコクがありバターのような口溶けでしたが、「ファミマルPremium 和匠の逸品 あずき最中」の方が上だということを考慮し、マイナス1に。小豆とのバランスは非常に高く、全体として上品な気分で食べられました。
「ファミマルPremium 和匠の逸品 あずき最中」を独自目線で評価!

なんともいびつな形になってしまいました(笑)
もなか皮のパリパリ感は2点。そもそもこの皮は、パリパリを目指していません。もっちり・ふっくらとした厚みがあり、もなかの皮というよりむしろ饅頭の皮とさえ思えてしまうほどでした。
乳脂肪分13.0%のミルクアイスはどっしり濃厚で、粒あんと一体化したときのリッチな味わいは申し分なし。食べ終わったあとの「しっかり食べた!」感は「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中」を上回っていたと思います。
【商品情報】セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中
「セブンプレミアムゴールド 金のアイス あずき最中」は、2026年5月20日(水)以降順次発売。近畿・中国・四国・九州のセブン-イレブンで販売中です(製造:森永製菓)。販売価格は税込み321円です。

【栄養成分表示(1個当たり/推定値)】
| エネルギー | 323kcal |
| たんぱく質 | 3.9g |
| 脂質 | 12.8g |
| 炭水化物 | 49.2g(糖質46.7g・食物繊維2.4g) |
| 食塩相当量 | 0.14g |
【種類・原材料・内容量】
| 種類別 | アイスクリーム 無脂乳固形分:9.0% 乳脂肪分:9.0% |
| 原材料名 | あん(国内製造)、乳製品、チョコレートコーチング、モナカ、水あめ、砂糖、あずき煮汁、小麦でん粉、食塩 / 加工デンプン、乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類) |
| 内容量 | 115ml |
【アレルギー情報】
| 原材料に含まれるアレルギー物質(特定原材料8品目中) |
| 乳成分・小麦・大豆 |
【商品情報】ファミマルPREMIUM 和匠の逸品 あずき最中
「ファミマルPREMIUM 和匠の逸品 あずき最中」は、2026年5月19日(月)より全国のファミリーマートで販売中です。税込価格318円(本体価格295円)。製造は井村屋です。

【栄養成分表示(1個140mlあたり/推定値)】
| エネルギー | 328kcal |
| たんぱく質 | 6.4g |
| 脂質 | 11.5g |
| 炭水化物 | 49.7g |
| 食塩相当量 | 0.2g |
【種類・原材料・内容量】
| 種類別 | アイスクリーム 無脂乳固形分:10.2% 乳脂肪分:13.0% 卵脂肪分:0.2% |
| 原材料名 | 乳製品(国内製造)、砂糖、小豆、水あめ、チョコレートコーチング、もなか、牛乳、加糖卵黄、食塩 / 乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、膨張剤、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) |
| 内容量 | 140ml |
【アレルギー情報】
| 原材料に含まれるアレルギー物質(特定原材料等) |
| 小麦・卵・乳成分・大豆 |
まとめ:上品なお茶菓子のようなセブン、どっしり和菓子感覚のファミマ。どちらもプレミアム感たっぷりの「買い」なあずき最中アイスだった

今回食べ比べた、セブンプレミアムゴールド「金のアイス あずき最中」と、ファミマルPREMIUM「和匠の逸品 あずき最中」。どちらも北海道十勝産あずきを使ったプレミアム感のある最中アイスですが、食べてみるとそれぞれに違う魅力がありました。
「軽やかに和を楽しみたい」ならセブンプレミアムゴールド「金のアイス あずき最中」。パリパリのもなか皮とほっくりきたまろんの個性が光る、上品で食べやすい一本です。
「しっかり食べごたえのある和菓子気分を味わいたい」ならファミマPremium「和匠の逸品 あずき最中」。どっしり粒あんとリッチなミルクアイスの組み合わせで、まるで小倉バター饅頭のような満足感を味わえます。
同じあずき最中でも、同時に食べ比べてみるとここまで違うのかと面白い気付きが得られました。
みなさんも見かけたらぜひ、気分に合わせて選んでみてください。できれば両方食べ比べてみると、それぞれのおいしさがはっきり感じられると思います!

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