4か月前、いつものアイスコーナーを華やかなアジアの世界に変えた「アジアに恋して」が、2種の新作を連れて帰ってきました!
鮮やかな赤で縁取られた蓋には、美味しそうなアイスの画像が。そしてオリエンタルドレスをまとっているような、エキゾチックでエレガントで、どこかポップなパッケージ。思わずパケ買いしたくなる華やかさです。
「アジアに恋して」シリーズのデビューで登場した「クリーミー杏仁豆腐」「ジャスミンミルクティー」「黒糖烏龍ミルクティー」「マンゴーラッシー」の4フレーバーは、どれもパッケージの華やかさに負けない確かな味わいでした。その外観と味から、各SNSでは発売直後から大きな話題を呼び、このブログで以前公開した「全4種食べ比べ記事」でも、いまだに多くの方々に読んでもらっています。
そんな話題のシリーズに、このたび新作「ハニーチャイミルクティー」と「パイナップルケーキ」が仲間入りしました!
チャイにはちみつ、パイナップルケーキをアイスに――この発想だけで心をときめかせた筆者は、販売当日、さっそくこの2種類を入手しました。今回出た2種類も、期待を裏切らないリアリティーのある大満足な味わいになっていて、「アイスでここまでできるの!?」と驚く仕上がりでした。
ということで今回は、「アジアに恋して」シリーズの新作2種類の実食レビューを通じて、この驚きをお届けします。前回の4種ですっかり虜になった方はもちろん、チャイ好きな方や台湾スイーツ好きな方にも参考になれば嬉しいです!
スパイスの奥からどっしりしたアッサムが広がる。「ハニーチャイミルクティー」

まずは、インドの伝統的なチャイティーをもとにした「ハニーチャイミルクティー」から。
公式サイトの説明を読むと、チャイに欠かせないスパイスへのこだわりが伝わってきます。
アッサム茶葉に6種類のスパイス香るアイスにやさしい甘さのはちみつソースを混ぜ込んだアイスです。
全体の構成は、6種類のスパイスとアッサム茶葉を使用したチャイティーミルクアイスに、百花蜜のはちみつソースを合わせたというもの。チャイミルクティーだけでも十分魅力的なのに、さらにはちみつを加えたというのが贅沢です。
6種類のスパイスには、①カルダモン、②クローブ、③コショウ、④シナモン、⑤ショウガ、⑥ナツメグが使われています。

チャイは、紅茶の葉とスパイス、牛乳を鍋に放り込み、徹底的に煮詰めて作るミルクティーのこと。インドの路肩では、町の人びとがチャイ売りさんの周りに集まり、土を焼いて作った小さなカップに注がれたチャイを飲む光景が見られます。筆者は約15年前インドへ一人旅に出たとき、早朝にどこかの町で見かけたチャイ露店にお邪魔したことがあります。これから働きに出るみなさんに混じり、静かにチャイを嗜んだときの味は、今でも忘れられません。

いい意味で雑味たっぷりで、スパイスと甘みのパンチが効いた味わいに、誰もが忘れられなくなるチャイ。最近では、ハーゲンダッツやOKストアオリジナルなど、他のメーカーからもチャイ風味のアイスクリームが出ています。

見た目はミルクチョコレートアイスのようなブラウン。そして、四方からは艶やかな蜂蜜のラインが…。このチャイミルクティーと蜂蜜のペアが、一体どのような味わいになるのでしょうか。
さっそくスプーンですくってみます!
6種のスパイスを包容する力強いアッサム。本場のチャイの味わいが、まさにそこに。

第一印象は、スパイシー。シナモンが帯びる甘い香りと、ショウガのちりっと刺激的な爽やかさ、コショウのかすかなパンチも感じます。私はクローブ、ナツメグ、カルダモンに詳しくないので、この3つがそれぞれどのように働いていたのかはわかりませんでしたが、全体的にチャイならではの複雑なスパイス感が強く出ていました。これだけでも大満足のレベルです。
そして、アイスのベースとなる紅茶の風味がまさにアッサム。チャイはやはりアッサムでないと成り立たないと思っています。ワイルドで濃厚で、それでいて凛とした空気もあり、しっとりした深みを感じます。ぐつぐつ煮詰めても風味が崩れない。ダージリンやアールグレイでは、この力強さにはきっとたどり着けないはずです。

ミルクの配合も見事です。アッサムの風味やスパイスの香りを全く殺さない、ちょうどいい塩梅のミルキーさです。
煮詰めることで生まれる濃厚な渋みもチャイの魅力。アッサムとミルクを一緒に煮ることで2つが融合し、「アッサミルク」とでも呼びたくなるような独特の一体感が感じられます。
チャイと蜂蜜の掛け合わせが天才。華やかな花の香りがアッサムと調和する
実を言うと、食べる前の段階では「チャイに蜂蜜は必要なのだろうか」と思っていました。チャイだけで十分甘みもパンチ力があって満足できるのに、蜂蜜を加えてさらに美味しくなるのだろうかと。実際に、はちみつソースの量を少なめにしてアイスをすくってみると、蜂蜜の存在感は薄く感じます。
ところが、はちみつソースの割合を多めにしてみると、一気にその考えは変わりました。

蜂蜜がもつ華やかな花の香りがふわっと広がり、その後に「地に足の着いた」と言いたくなるほどどっしりしたアッサムの香りが重なります。この掛け合わせが非常によく合っています。
このはちみつソースに使われているのは「百花蜜(ひゃっかみつ)」と呼ばれる種類の蜂蜜。一種類の花からではなく、その時季に咲いているいろいろな花から集められた蜜のことです。
6種類のスパイスと、さまざまな種類の花から採られた蜂蜜。どちらも「複数の種類を混ぜて作った」という点で共通しています。しかし、それが雑味を生むというわけではなく、私がインドで飲んだチャイに比べると雑味はかなり少ない気がしました。
刺激的なスパイスにチャイ自身の甘み。そして喉が灼けるほど甘い蜂蜜。複数の刺激と甘みがぶつかってケンカしないかと思いきや、なぜか共存しているように感じられます。それらを「アッサミルク」が力強く包み込む……
この「ハニーチャイミルクティー」で、チャイの新しい楽しみ方を発見できたような気がします。

「ハニーチャイミルクティー」を独自目線で評価!
この「アジアに恋して」シリーズ以外にも、今までさまざまなメーカーからチャイのアイスが登場していて、どれも美味しいと思っていましたが、今回のこの「ハニーチャイミルクティー」は、これまで食べてきたコンビニ系チャイアイスに比べて、アッサムの風味とスパイシーな刺激の強さが頭一つ抜けていると思いました。
一方で、本来のチャイの味わいを楽しみたい方の中には、「甘い蜂蜜を入れて欲しくなかった」という意見もあるかもしれません。好みは分かれそうですが、こってり甘々なチャイが好きな方や、蜂蜜もチャイも好きな方、新たなチャイの楽しみ方を知りたいという方におすすめできるフレーバーです!
余談ですが、そのときは、これから仕事に出かける数人の男性が静かにチャイを飲んでいました。輪の中に加わらせてもらった私に、若い男の子が無言でビスケットを差し出してくれて、「これをチャイの中に浸して飲んで見なよ」と言いたそうに身振りをしてくれました。それに倣ってビスケットを浸して食べたら……美味しい!
私は以前、このシリーズの4種類を食べ比べたのですが、その中では「黒糖烏龍ミルクティー」がお気に入りでした。甘さをこってこてで浴びたい日はこのハニーチャイ、もう少しすっきりいきたい日は黒糖烏龍。同じシリーズの中で使い分けができそうです。
【商品情報】「ロッテ アジアに恋して ハニーチャイミルクティー」栄養成分・原材料・アレルギー
「ロッテ アジアに恋して ハニーチャイミルクティー」は、2026年8月24日(月)から、全国のコンビニエンスストア・スーパーで順次販売開始。価格は公式サイト上ではオープンプライスですが、セブン-イレブンでは313.20円(税込)となっています。

【栄養成分表示 ※1個(120ml)当たり/推定値】
| エネルギー | 186kcal |
| たんぱく質 | 2.9g |
| 脂質 | 7.7g |
| 炭水化物 | 26.3g |
| 食塩相当量 | 0.12g |
【種類・原材料・内容量】
| 種類別 | アイスミルク |
| 原材料名 | 乳製品(国内製造)、はちみつソース(砂糖、異性化液糖、はちみつ、乳製品)、砂糖、植物油脂、水あめ、紅茶パウダー、はちみつ、食塩/安定剤(加工でん粉、増粘多糖類)、乳化剤、酸味料、乳酸Ca、香料、着色料(カラメル、カロチン)、甘味料(スクラロース)、香辛料抽出物 |
| 内容量 | 120ml |
【アレルギー情報】
| 原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中) |
| 乳成分 |
※記載の栄養成分・原材料・アレルギー情報は2026年8月時点のものです。
パイナップルケーキの味がアイスに宿る、驚きと感動。「パイナップルケーキ」

続いては、2つ目のフレーバー「パイナップルケーキ」を紹介します。台湾の代表的なお菓子をフレーバーにしたアイスです。
「パイナップルケーキといえば、台湾旅行のお土産」と連想する方も多いでしょうか。
私も台湾に行ったことがあるものの、現地のお店へパイナップルケーキを食べにいくということはなく、誰かが台湾旅行に行ったときのお土産をもらって食べることが多かったです。
四角い形のものが多く、指でつまめるサイズで、中にはパイナップルフィリングがいっぱい。ぽろぽろこぼれる生地を手でキャッチしながら、パイナップルの甘みに舌鼓を打つ時間がたまりませんよね。
公式サイトでは、このフレーバーについて次のように説明しています。
芳醇でコクのあるバターケーキ風味のアイスに甘酸っぱい果肉入りパイナップルソースを合わせたアイスです。

蓋を開けると、ミルキーなベージュ色のアイスが見えます。冷凍庫から出したてでも、すでになめらかに緩んでいる様子。スプーンの先がすっと入ってそのまま奥に沈んでいきます。
そのまますくってみましょう!
なぜケーキの味が…?滑らかでミルキーなアイスに溶け込むケーキ味の不思議

最初のひとすくいは、一般的なミルクアイスのような色をしています。ですが、口にすると味はまったく違う!焼いたケーキ生地のような香ばしい風味が漂います。不思議なことに、スポンジのような食感はまったくないし、見た感じもそれらしきものは見られません。なのになぜか、あのしっとりほろろとした生地の風味がするのです。
恐らく、この生地の風味の正体は、隠れたクッキーペーストかと思われます。

アイスの中にはクッキーペーストらしきものが確認できないのですが、小さな粒々した食感があります。これがクッキーペースト?いや、パッケージには「製品中の黒っぽい粒又は茶色い粒は、パインアップル由来のものです」と書いてあるしな……。
食べる人に不思議がらせようと思って開発されたのだとしたら、少なくとも私に対してはかなり成功しています(笑)。

もう一度スプーンですくってみましたが、どうでしょう。みなさんはこの画像の中からクッキーペーストらしきものが見えるでしょうか?
このアイスに焼いたケーキのような味を感じるもう一つの理由は、バターの強い存在感です。
ミルキーで滑らかなアイスが溶けていくと、リッチなバターのコクが逆にどんどん濃さを増していきます。バターをたっぷり使ったケーキ生地の美味しい幸せな味わいが、隠れたクッキーペーストと合わさって、甘い焼けた生地の香りが鼻に抜けていきます。
甘味たっぷりの果肉入りパイナップルソースは、まさにパイナップルケーキのフィリング
アイスに溶け込む香ばしく甘いケーキ生地の味わいで不思議な感覚を覚えていると、パイナップルフィリングがやってきました。

パイナップルソースは卵黄のようにも見えます。黄色みの強いとろっとした質感です。
酸っぱさは程よく控えめで、強い甘みがあります。味わいは、パイナップルケーキの中に入っているパイナップルのフィリングにとても近いです。

画像では見にくいですが、ソースの中にはパイナップルの小さな果肉も入っています。繊維を噛んでいるような軽いざくざくとした食感があり、甘みたっぷりです。まるで完熟パイナップルを頬張っているようです。
このパイナップルフィリングとアイスが一緒になると、まさにパイナップルケーキを食べているような感覚に。アイスという形であるにもかかわらず、パイナップルケーキに欠かせない要素を把握して、リアル感を持たせています。作り手の工夫が見事に功を奏した、と言わざるを得ません。
「パイナップルケーキ」を独自目線で評価!
「パイナップルケーキ」は、バターケーキ風味のアイスとパイナップルソースの組み合わせが絶妙で、台湾の銘菓をアイスで再現するというコンセプトがしっかり伝わるフレーバーでした。
特にパイナップルソースの甘みと果肉感が本物のパイナップルケーキのフィリングに近く、食べ応え的にも満足。アイスなのに焼き菓子を食べているような不思議な感覚が印象的でした。
パイナップルの酸味はかなり抑えられているので、酸っぱいフルーツが苦手な方でも楽しめるはずです。パイナップルケーキ好きの皆さんには、ぜひこのフレーバーのリアル度を確かめてほしいです!
【商品情報】「ロッテ アジアに恋して パイナップルケーキ」栄養成分・原材料・アレルギー
「ロッテ アジアに恋して パイナップルケーキ」は、2026年8月24日(月)から、全国のコンビニエンスストア・スーパーで順次販売開始。価格は公式サイト上ではオープンプライスとなっています。

【栄養成分表示 ※1個(120ml)当たり/推定値】
| エネルギー | 165kcal |
| たんぱく質 | 2.6g |
| 脂質 | 5.5g |
| 炭水化物 | 26.3g |
| 食塩相当量 | 0.13g |
【種類・原材料・内容量】
| 種類別 | アイスミルク |
| 原材料名 | パインアップルソース(国内製造)、乳製品、砂糖、水あめ、クッキーペースト(果糖、還元水あめ、クッキー、その他)(卵・小麦を含む)、植物油脂、食塩/安定剤(加工でん粉、増粘多糖類、寒天)、グリセリン、乳化剤、酸味料、香料、pH調整剤、着色料(紅花黄、カラメル)、甘味料(ステビア) |
| 内容量 | 120ml |
【アレルギー情報】
| 原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中) |
| 卵・乳成分・小麦 |
※記載の栄養成分・原材料・アレルギー情報は2026年8月時点のものです。
まとめ:「アジアに恋して」新作2種は、どちらも「アイスでここまでできるの!?」と驚く仕上がりだった
今回紹介した「アジアに恋して」シリーズの新作2種類は、どちらも「そうきたか!」と思わせるアイデアと、アイスとは思えない再現度の高さが魅力的でした。

ハニーチャイミルクティーは、アッサムの力強い風味に6種のスパイス、華やかなはちみつが重なり、独特のパンチ力とオリジナルのチャイの甘みを凌ぐ。新たなチャイの世界を発見できる、大満足の濃厚フレーバー。

パイナップルケーキは、バターケーキ風味のアイスと甘みたっぷりの果肉入りパイナップルソースが口の中で融合し、アイスを通して台湾の人気のお土産をリアルに思い起こさせる驚きのフレーバー。
この「アジアに恋して」シリーズ、今後も新たなフレーバーを登場させるのか、とても気になるところです。ベトナム、シンガポール、フィリピン、韓国……。まだこのシリーズでフレーバーになっていないアジアのデザートを数えていくと、きりがありません。次はどんなアジアの甘味処が来るのか、想像しながら食べるのも楽しいかもしれませんね😊
最初に登場した4つのフレーバー(「杏仁豆腐」「ジャスミンミルクティー」「黒糖烏龍」「マンゴーラッシー」)も、店舗によっては取り扱っているようなので、ぜひ合わせて食べてみて下さい!


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